garasu04’s blog

トレーニングやリハビリ、学んでいる事を記事にしていきます!

#6.片脚立位とパフォーマンスの関係についての考察

 

こんにちわ!

 

今回は片脚立位の重要性について考察を交えながら書いて行きます!

 

目次

①片脚立位

読んで字の如く、片脚で立っている状態です。

この際、両脚で立っている時に比べて、支持基底面が限りなく狭くなりバランスを取るために主動筋より固定筋が優位に働きます。

支持基底面とは両足接地している幅(正確に言うと少し違う気もする)のことで、広いほど安定性が増します。

 

②片脚支持に関わる筋 

中臀筋

・大腿骨が内転しないよう外転させ股関節を安定させる(股関節外転)

・前部は股関節の内旋、後部は股関節の外旋にわずかに関与します。

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大腿筋膜張筋

・大腿筋膜を緊張

・股関節の屈曲、外転、内旋させます。

・股関節と膝関節の安定性を高める。

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腰方形筋

・腰椎の屈曲、側屈、12肋骨の下制

・腰椎を安定させる

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内転筋群

股関節を内転させる筋

前側

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後側

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上記の筋は片脚支持の際に

大腿骨骨盤安定させます。

 

③筋力低下による怪我や不良動作

(1)トレンデンブルク歩行

中殿筋が筋力低下すると中殿筋の支持性も低下してしまい、歩行時に脚に荷重が掛かると

接地している反対側の骨盤が下がりバランスを取るために身体を接地している脚と反対側に傾けながら歩きます。

高齢者の方でこのような歩き方をしている人は街中で見掛けることが多いと思います。

若い人は大丈夫だと思いますが

※中殿筋は姿勢保持にも関わるので鍛えると

姿勢が良くなる→無駄な力(エネルギー)を使わない→疲れない身体になります。

※中殿筋だけでなく全身を鍛える必要がある

 

(2)ニーイン

お尻の筋肉が弱い内転筋群が硬い

これらが当てはまると膝を曲げた際に膝が内側に入るニーイン動作を引き起こす可能性があります。

膝が内側に入ることで足関節の回内が起こりやすくなり、過剰になると大腿骨が内旋位になってきます

 

garasu04.hatenablog.com

 

#3「つま先の向き、骨盤の傾きや回旋が及ぼすパンチ動作についての考察」でも書きましたが

つま先回内による上行性運動連鎖による内旋もこれに辺ります。

片脚支持に関与する筋肉を鍛えることでパンチにも良い影響を与えますね。

 

④パフォーマンスとの関係性

(1)片脚立位

片脚支持に関わる筋をトレーニングすることでモビリティ(固定)スタビリティ(可動性)の強化に繋がります。

身体を動かす際、身体を固定するスタビリティ動かすモビリティに分けられます。モビリティが弱いとスタビリティも本来の力を発揮出来ません。

また、スタビリティが強くモビリティが弱いと動作も非効率になり、ケガをするリスクも高まります。

なので、モビリティ(胴体、体幹)を強化しスタビリティ(腕や脚)を徐々に強化

ファンクショナルトレーニンを行うことが大切です。

 

格闘技でのハイキック

支えている脚のモビリティが強い=力強い蹴りを放つことが出来る。 

 

野球での投手

支えている脚のモビリティが強い=力強く安定した球を投げれる。

 

もっとあるだろうけど

僕の頭の中ではこれしか出て来ませんでした。笑

 

(2)カッティング

方向転換や素早い動きをコントロールすることをカッティングと言います。

減速する際は

例を挙げると大腿四頭筋

加速をする際はハムストリングや臀筋その他の筋も使います。

カッティング動作の際にもこれらの筋はもちろん使いますが、方向転換の際片脚で蹴り出す場面が多いです。

そこで片脚支持に関わる筋群達が弱いと、動作の途中で膝が内側に入る、身体を支えられないなどが起こり、床半力の伝達がうまく行われずに方向転換することになってしまいます。

 スポーツ動作において減速動作が出来る出来ないで次のプレーに移行出来る時間が変わるので片脚支持筋群も狙ってトレーニングすると良いですね。

 

ただ、カッティング動作においては

地面からの長軸方向への力を伝達する筋は片脚支持に関わる筋群とは別なのでその筋群もトレーニングする必要があります。

それは後日書きます。

 

⑤まとめ

片脚立位に関与する筋群をトレーニングすることで、片脚立位で行う競技は確実にパフォーマンスは上がり、カッティング動作での床反力の伝達が向上するかもしれない。

しかし、④パフォーマンスとの関係性でも書きましたが  

モビリティ(胴体、体幹)を強化しスタビリティ(腕や脚)を徐々に強化し

ファンクショナルトレーニン行うことが大切です。

そして、一番重要なのは競技練習を一番やることです。

競技練習が疎かになれば確実に下手になります。

競技で本領を発揮出来るようトレーニングを行うようにしましょう。

 

⑥終わりに

今回は以上です。

更新期間が空いてしましました。

完全に自己満ですが、もっと更新頻度を上げれるように頑張ります。

 

レーニングに関しましては後日書きます。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

よかったらコメント、ご指摘頂けると嬉しいです!

 

今後とも宜しくお願い致します!!!!

 

 

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